【寄付月間2020特別レポートvol.14|社会へ参加し一員になること#寄付月間】

初めまして!actcoin for youth のあかりんです!

<プロフィール>
早川直子(はやかわ・なおこ)

東京都葛飾区生まれ在住。7人家族で3人兄弟の末っ子で育つ。英会話学習を開始後、世界中に友達を作りたいと夢見て、都内の自宅にて当時は珍しかった海外の留学生を受け入れたルームシェアをし、日本に居ながら国際交流を長年行う。社会人スタートと同時に通信制大学に進学したためか、仕事の空き時間に(好きなだけ遊びつつ)何か学ぶ・ボランティアをするという習慣をもつ。 これまでに経験した主なボランティアは、学習支援、傾聴、国際交流、翻訳、分野は、東日本大震災の被災者支援、児童養護施設、高齢者福祉施設、難民支援、女性支援など。

actcoinを始めたきっかけはなんですか?

今年の春、COVID-19の影響で、自宅で過ごす時間をZoomセミナーで楽しむ日々を送っていた時に出逢いました。社会貢献活動を主にした様々なテーマでイベント案内が出ていて、時間が合うものは全て参加していました。これからの社会をどう前向きにつくっていくか、一人一人が何をしていけるかなど、actcoinが創り出す、主催側、ゲスト、参加者の隔たりがなく、それぞれが真剣に想いを語り、平等にシェアする、そんな場を求めていたと思います。

寄付先を選ぶときの決め手はありますか?

自分の中で、いくつか「この分野をサポートしたい」というものがあり、大きくとらえて一致した活動の支援先を選びました。具体的には、女性の支援や、子どもの教育などです。私は、一人ひとりが持って生まれた可能性は壮大で、その後の努力や出逢いによって、どんな風にでも変わっていくものと信じています。ただ、生まれた環境の違いにより、それを容易に手に出来る人と、夢のような話に感じる人という違いがあると思います。そのギャップを少しでも近づけられたらと思っています。

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思い出の(印象に残っている)寄付はありますか?

社会人になって5年目に、フォスタープラン(現プランジャパン)のマンスリーサポーターを始めました。当時の私は、自分の収入で生活が出来るようになるだけでも精一杯でした。でも、自分は何とかやりたい仕事を目指して収入も得られるようになった。1回飲み会を我慢するつもりで、遠いアフリカの子どもたちのためになって欲しいと願い、当時は毎月5000円スタート、でも、それは自分が自立して生きていく努力をするのとともに、遠い誰かの自立に役立つと願い、7年位続けた記憶があります。

寄付を通してどんな社会になって欲しいですか?

私は強い平等主義で、全ての人がそれぞれ尊重され、幸せになることを望んでいます。それと同時に、支えや援助はあっても、それらは、自分で努力し掴んでいくものと信じています。人が善意で寄付をする行為が、与える側と受ける側という上下関係、社会構造の歪みをつくったりすることは、絶対にならないで欲しいです。それと同時に、どちらの側であったとしても、それぞれがどうしたらよりよい未来をつくれるのかを真剣に考え、今の自分の役割を全うしていくようなそんな社会になって欲しいと思っています。

最後に、寄付に対する苦手意識のありそうな方にメッセージをお願いします!

寄付というものをどう捉えるかですが、私は、自分が社会と繋がる、もっと言えば世界の第三国と繋がる手段のひとつと思っています。自分が、無意識に使うような金額でも、寄付したらそれで助かる人が大勢いるかもしれないと思うと、何かいいことをしている気分になって気分が上がります。(笑)実際に、たとえ千円でも、その資金で助かっている人が見えないところに必ずいるはずですから。

こうして振り返るとそれなりに資金的な寄付の経験もあるようですが、私自身、実は、寄付に自分の財布からお金を出すのは嫌いです。(苦笑)「お金は出したい人が出せばいいことで、私はその分、労力で提供するわ。」と思っています。自分は、何かを経験してそれが出来るようになるという体験が大好きで、自分が経験してみたいサポート内容で関われる自分が関心のある活動団体を探します。ゼロとイチは大きく違います。ボランティアでも、自分が経験した業務は、必ず自分のスキルとなり、将来の自分を助ける力になると思います。関わり方は様々なので、自分に合う方法で、自分のために出来ることをしていくといいと思います。

インタビュー後記

早川さんの自ら行動を起こす行動力に終始驚きのインタビューでした。また、「寄付をすることで、その経験が自分の成長につながります。寄付は社会と世界への参加費、社会の一員になりその行動がよい社会の循環をつくるんだと思います。」という言葉に胸を撃たれました。

<interviewer>木村 汐里
大阪出身&在住、関西学院大学 総合政策学部 2年。昨年11月にactcoin掲載のイベントに参加したことがきっかけで、actcoinforyouth関西初期メンバーとして活動している。 10月からactcoin本部での学生インターンを開始。「グラレコ」こと、グラフィックレコーディングに夢中。
<writer>
田代 朱里
関西学院大学 総合政策学部 2学年。actcoin for youthでSNS、主にInstagramを担当。環境問題に興味がありactcoin for youthに参加を決意。

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若者のソーシャルプラットフォーム「actcoin for youth」

一人ひとりの社会貢献活動を可視化するプラットフォーム actcoinの学生組織。

ユース世代(U25)がもっと社会へ関心を抱き、若者から社会を変えていくために、
わたしたち actcoin for youth は日々活動しています。

一緒に組織を大きくしていく仲間を募集しているので、
ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。

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