【寄付月間2020特別レポートvol.6| 寄付した瞬間に見える世界が変わる #寄付月間】

 寄付経験のある方にインタビューをし、寄付の魅力をメディアで伝える『寄付とわたしと。』企画!。6人目となる今回は、actcoinをプロボノとして支えてくださっているさかっきーさんにインタビューをさせてもらいました!

Q.1 actcoinを始めたきっかけはなんですか?

 廃棄物関連の公益財団法人に出向していた当時、社会的な動向に目を向けていました。ニュースを収集している中でactcoinの存在を知り、『ブロックチェーン』というワードにも興味を惹かれて、代表の佐藤さんに連絡しました。もともと環境や廃棄物,エネルギーに関わっていたため、SDGsにも馴染みがあり、参加させてもらいました。当時立ち上げ段階だったactcoinの、ベンチャーならではの熱さにも惹かれていました。

Q.2 入ってみての感想はいかがですか?

 SDGsが登場し社会に浸透するにつれて,社会貢献はこれまでよりも自然なものになっていくと思います。actcoinはまさにそのような未来を創ろうとしているので,actcoinに関わることで,世界のみんなよりも未来を少しだけ先に体験していると思っています。

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Q.3 寄付先を選ぶときの決め手はありますか?

 私は特に、『子ども』『障がい』のキーワードに突き動かされます。また、 日本財団に推奨・認定されているなど、寄付が届くまでの透明性なども重視します。
 言葉が適切かどうかは分かりませんが,自分の意思で障がいをもって生まれたわけではないのに,現代社会のシステムや価値観ではまだまだ生きづらく,サポートが必要です。寄付は応急的な方法かもしれませんが,障がいがハードルにならない未来の社会になるまでは,必要な仕組みだと思っています。


 昨年の寄付月間では,『子ども』『障がい』に加えて『自分の地元』の軸で寄付先を決めました。地元の人達の顔がリアルに思い浮かんだことが決め手でしたね。

Q.4 思い出の(印象に残っている)寄付はありますか?

 まとまった額を寄付したのは1度のみなのですが、地元の重度障害を持った子どもたちへ寄付をしました。その時のことは印象に残っています。寄付先の団体にメールでコンタクトをとった際、とても喜んでくれたんですよね。メールの文面越しでも表情が伝わるくらいに。
『帰省の際にでも,子どもたちの顔を是非見に来て下さい!』と温かい言葉をいただきました。今年はコロナの影響で厳しいかもしれないですが、近々会いに行きたいと思っています。

Q.5 寄付を通してどんな社会になって欲しいですか?

 社会の構造上,寄付を必要としている人はたくさんいます。寄付を通して必要なところにお金が回るようになればいいなと思います。最近では『国境なき医師団』などが行っている月額制の寄付プログラムのように,定期的にお金が巡る仕組みが普及すると良いですね。

 ですが、お金を右から左に流すだけで『手数料』と称してピンハネするケースもあるので,透明性が担保された寄付先を選定したいですね。理想を言えば,ブロックチェーンを利用して,当事者同士が直接寄付のやりとりができる仕組みがほしいです。

最後にメッセージをお願いします!

  寄付した瞬間に、見える世界が変わります。金額の多い少ないに限らず、寄付をすると、先方の方に喜んでもらえるし、自分で調べて寄付をする過程で、社会問題についてより良く知ることができます。
 
 自分自身も、昨年の寄付月間に,重度障害を持った子どもたちの施設に寄付して以来、今年の寄付月間のことが頭の片隅にあります。『寄付』が思考の一部を占めるようになるんですよね。 寄付は、お互いを温かな気持ちにさせてくれますし、さらに社会に役立つことが出来る行動の1つだと思います。
 これまで寄付の経験がなかった人も、是非気軽にやってみて欲しいです。


◯編集後記

 さかっきーさん、お忙しい中インタビューを受けて下さり本当にありがとうございました!これまでインタビューした方々とはまた違った視点で、さかっきーさんのインテリジェンス溢れる貴重なお話を頂きました。寄付の透明性やシステムが考慮された、賢明な寄付が拡がればと感じました。ご自身の素敵なエピソードもお聞かせいただき、一同心がじんわり温かくなりました。

<writer> 一森 春乃
<profile> 兵庫県在住。関西学院大学 国際学部 2学年。actcoinforyouthでメディア発信、ソーシャルウィークエンド(若者向けオンラインイベント)開催を担当。10月からactcoin本部での学生インターンを開始。自身の社会的関心に合ったキャリアを形成できる社会を目指し自らも奮闘中。

~寄付月間とは~

寄付月間(Giving December)は、NPO・大学・企業・行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。


ひとりひとりが寄付について考えたり、実際に寄付してみたり、寄付月間についてソーシャルメディアで広げたりすることや、寄付を受ける側が寄付者に感謝して、きちんと寄付の使い道を報告することが進むきっかけとなるこの期間を、actcoinは毎年応援しています。


弊社では、①寄付に関する意識調査②寄付についての知識を得られるイベント③actcoinユーザーで寄付をしたことのある方にインタビューをし、記事を執筆 の3つを行います!

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>actcoin for youth

actcoin for youth

若者のソーシャルプラットフォーム「actcoin for youth」

一人ひとりの社会貢献活動を可視化するプラットフォーム actcoinの学生組織。

ユース世代(U25)がもっと社会へ関心を抱き、若者から社会を変えていくために、
わたしたち actcoin for youth は日々活動しています。

一緒に組織を大きくしていく仲間を募集しているので、
ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。

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