皆さんこんにちは!12月中毎日発信した寄付月間特別レポート「寄付とわたしと。」も、残すところあと3記事となりました。本日はNPOでの活動やソーシャルビジネスを学ぶなど、社会のため、また自身の目標のために邁進する猪原さんにお話を伺いました。
猪原 聖(いのはら ひじり) 広島県出身、島根県在住。大学院修士1年。中学・高校と部活に打ち込み、「誰かのために頑張ること」の楽しさを見出す。大学3年時、NPOが斡旋する海外ボランティアプログラムに参加し、広報活動やプログラムリーダーを経験。現在は土壌学を専攻し、土壌学の観点から環境保全に関する研究を行いながら、「頑張りたい人が諦めることなくワクワクできる環境を作りたい!」という想いで、NPOでの活動やソーシャルビジネスを勉強したりと日々成長中。。 |
寄付先を選ぶときの決め手はありますか?
活動内容に心から共感できるかどうかが決め手です。誰かに話したくなるくらい魅力を感じられるところに積極的に寄付をしたくなります。自分が話すことで、寄付の連鎖が起きれば尚更いいなと思います。
思い出の(印象に残っている)寄付はありますか?
認定NPO法人CFFの「寄付プロジェクト」です。コロナウイルス感染拡大に伴い、団体の存続危機に直面したことで、何か団体のためにできないかという思いからこのプロジェクトが始動しました。またこの時、私は「寄付を募る側」に初めて立ち、ブログ・メルマガの執筆を担当しました。その際の言葉選びや、知り合いにご寄付を頼む時に、相手にどう思われるのかとても慎重になりました。ご寄付をいただくからには、相手に「寄付をしたい」と思ってもらいたかったので、心から応援をしてもらえるには、どんな情報が求められているのかなども危惧した記憶があります。
寄付を通してどんな社会になって欲しいですか?
寄付を集める側の視点としては、頑張っている人が諦めなくてもいい社会になってほしいです。寄付を集めることで、解決したい社会課題に取り組められるようになるといいなと思います。寄付というアクションを通して、新しい繋がりができるとも私は考えています。同じ社会課題意識を感じている人との出会いなど、様々な輪が広がっていって欲しいです。
最後に、寄付に対する苦手意識のありそうな方にメッセージをお願いします!
お金が思いに変わる瞬間が寄付だと私は考えています。寄付には「がんばれ」「この問題を解決したい」など、優しい思いが込められています。お金は自分で使い方を決めることができる。思いを乗せられるのはすごく素敵なこと。自分もこれまで寄付にハードルを感じていましたが、やってみたら見えなかったものにも目を向けるように、聞こえなかったものにも耳を傾けられるようになりました。心がときめくものに一回寄付をしてみたら、世界が変わると思います!
◯インタビュー後記
聖さん、素敵なお話を聞かせてくださりありがとうございました!実際に寄付を募った際の経験や、そこから得た気付きなどいろんなお話を聴くことができ、とても貴重な時間となりました。「頑張りたい人が諦めることなくワクワクできる環境を作りたい!」という温かい目標の達成を、今後ともわたしも応援しております:)
<interviewer・writer> 原田 佳奈(はらだ・かな) 静岡県出身、大学4年。actcoinで学生インターンをしながら、下部組織のactcoin for youthで組織マネジメントを担当。actcoinが見据える、「社会貢献活動が世に浸透する」「社会を思う愛と優しさ・勇気を可視化する」のコンセプトに惹かれ、ジョインを決意。 |