【寄付月間特別レポートvol.3｜寄付は思いやりの延長線上】#寄付月間

皆さんこんにちは！actcoinインターンのはるのんです。今月は寄付月間企画として、寄付経験のある方にインタビューをし、随時記事を公開していきます。

今回は、actcoin運営のコアメンバー・堀井祥子さんに、寄付に関しインタビューさせていただきました。

Q.1 actcoinを始めたきっかけは…？

　もともとデザイン関係の仕事をしていたんですけど、イタリアに留学に行った際に日本の大量廃棄の現状などを問い詰められた経験などがあって、以来エシカルに興味を持ち、エシカルファッションのブランドで販売員をしていました。しかし、顧客の中にも『エシカルである』ことを理由に商品を買ってくれる人は少なくて。そこで、エシカルを選択したくなるシステムの必要性を感じたんです。例えばエシカル商品を買えば貰えるポイントがあって、そのポイントは再びエシカル商品を買うときに使える、みたいな…。そんなことを構想していた時にFrauという雑誌でactcoinのことが紹介されていて、私が思い描いていたアプリそのものだったので、迷わず始めました。 意識が向いている人以外をも巻き込む『システム』を作りたかった んです。

Q.2 堀井さんが寄付先を選ぶときの決め手は？

　actcoinと関わるまで、実は多く寄付はしてこなかったんです。だけどatccoinの関係者にはNPOの方たちがいたりして、そうした友人の団体に寄付したりするようになりました。後は、 災害などで緊急支援が必要なケースに対して、「応援したい」と思い寄付しています。

Q.3 思い出の（印象に残っている）寄付はありますか？

　プランインターナショナル に寄付した時のことをよく覚えています。主に途上国の女の子の権利を守ろうという団体なんですが、彼女たちの状況が詳しく説明されていて、それを見てとてもショックを受けたんです…。自分にも当時娘がいましたし、自分自身も同じ女性として少しでも力になりたいと思い、寄付しました。

Q.4 寄付を通してどんな社会になって欲しいですか？

　社会には、国や企業だけではまかないきれない問題がたくさんあります。そのような問題に取り組んでくれているのが、NPOなどの団体ですよね。そしてのようなNPOの活動を最大化できるのが私たちの寄付なんじゃないかと思うんです。「素晴らしいな」と感じる活動があったら、私たちが寄付をすることが、その素晴らしい活動を大きく実行する力になるんじゃないでしょうか。「誰かがやってくれている」と他人任せにするのではなく、国の援助が行き届かない困りごとにも、寄付を通じて支え合える社会になると良いと思います。

最後に、若い世代の方にメッセージをお願いします！

　自分が困らないとなかなか人のありがたみには気づけないものですが、想像を巡らせ、積極的に知ることで、自然と自分にできることをしたいと感じるのではないでしょうか。特別なことと思わず、 『幸せな人が多い方が良いじゃん！』というシンプルな感覚を大事に、助けが必要な人に手を伸ばしてほしいです。友達を想う時のような、思いやりの延長線上に、寄付はあると思います。

堀井さん、お忙しいところ貴重なお話を聴かせていただきありがとうございました！

インタビュー後記

　 「特別なことと思わず 『幸せな人が多い方が良いじゃん！』という思いで寄付が増えたら」 というメッセージに、堀井さんの真っすぐな感性が感じられました。色々な寄付の仕方があると思いますが、難しいことは考えず 『幸せな人が多い方が良いじゃん！』 という気持ちで寄付をしてみるのもいいかもしれません。

～寄付月間とは～

寄付月間（Giving December）は、NPO・大学・企業・行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。


ひとりひとりが寄付について考えたり、実際に寄付してみたり、寄付月間についてソーシャルメディアで広げたりすることや、寄付を受ける側が寄付者に感謝して、きちんと寄付の使い道を報告することが進むきっかけとなるこの期間を、actcoinは毎年応援しています。


弊社では、①寄付に関する意識調査②寄付についての知識を得られるイベント③actcoinユーザーで寄付をしたことのある方にインタビューをし、記事を執筆　の３つを行います！