#ソーシャルウィークエンド第13回
みなさんこんにちは。actcoinでインターンをさせていただいております、はるのんです 。肌寒い日が続いていますね。気温差に体調崩さないようみなさんお気をつけ下さい。
さて、本日は、actcoinforyouthが主催するソーシャルウィークエンドが開催されました。
第13回目のゲストスピーカーには、 株式会社ボーダレス・ジャパンに所属する鈴木健太郎さん(通称すずけんさん)をお迎えしました。
社会問題解決に携わる関係人口を拡大させ、多くの人の想いと行動で未来に良い社会を残す
ことを目指し、 新卒の起業家採用、学生対象の「BORDERLESS YOUTH FELLOW(ボーダレスユースフェロー)」等を企画運営するすずけんさん。今回はそんなすずけんさんに、社会課題と向き合うキャリアのあり方についてお話いただきました。
ここ最近の寒さも忘れるほど、参加者らが自らのキャリアについて熱く胸燃やすイベントとなりました。私を含め、将来のキャリアについて考えている皆さん、是非、このレポートを通じてでも、何かの励みになれば幸いです。
ソーシャルビジネスとは
すずけんさんが所属する株式会社ボーダレス・ジャパン は、ソーシャルビジネスを行う社会起業家が集う会社です。 ボーダレス・ジャパンには現在、13か国で39事業のソーシャルビジネスがあります。
ではまず『ソーシャルビジネス』とは、どのようなものなのでしょうか。
現在の社会の中心となっているビジネスは効率と利益を追求する活動であり、そこから取り残された人々や事象が社会問題として現れる。それらを包括しビジネスを行うのがソーシャルビジネス 。
こう説明されたすずけんさん。ソーシャルビジネスには、一般的なビジネスでは見落とされてしまうものを、見落とさない、という特徴があるように感じられます。
ソーシャルキャリア
このように、現存の社会問題からビジネスを立ち上げるソーシャルビジネス。そのようなキャリアのあり方を、すずけんさんは『ソーシャルキャリア: 社会にベクトルを向けて、自らが残したい未来を実現するために自己を磨くキャリア論 』と、紹介されました。
やりたいこと探しではなく、自分の残したい未来を描こう
と、自分が残したい未来を実現するプロセスこそが、自己実現への明確な道筋になることを説明いただきました。
自身が望む社会のために働きかけられる、それが自分のライフワークになっている、そのようなキャリアをあり方は、非常に理想的だと、私自身強く思います。
皆さんは社会課題解決を仕事にしたくないですか?
私は現在大学生です。私の周りには、様々な社会問題に関心がある学生がいます。しかし、キャリアを考える際は、多くの場合、そのような関心事を分離させてしまいます。
その原因として すずけんさんは 、「ソーシャルキャリアに関する情報が少ない」、「社会貢献では食べていけないという風潮」などの点を挙げられました。講演後の質疑応答でも、興味はあるもののはっきり思い描くことの出来ていないソーシャルキャリアについての質問が参加者から数多く寄せられました。
「 ソーシャルビジネスをキャリアとして選択できる人を増やし、社会貢献をよりスタンダードにしたい 」と、 社会問題解決に携わる担い手を増やすことを目指し活動されているすずけんさん。
社会に対して働きかけたいこと・思い描く未来はあるけれど、現在は仕事とは別に考えてしまっている数多くの人々が、すずけんさんの功績などによって、ビジネスとしてそれらに取り組むことが出来るようになれば、社会は、そしてその人たちのキャリアは、より魅力的なものになるのではないでしょうか。
さいごに
人生の価値は何を得たかではなく、何を残すかにある
田口一成 ボーダレス・ジャパンCEO
「何を得るか」に焦点を当てる一般的なビジネスとは一線を画し、「何を残すか」を大切にするソーシャルビジネス。そのようなソーシャルビジネスがより普遍的になれば、社会はどんどん良くなっていくのではないでしょうか。
現在、解決したい社会問題はあるものの、キャリア形成に思い悩んでいる皆さん。その社会問題と向き合うキャリア形成を選んでみませんか?
ボーダレス・ジャパン、そしてactcoinは、そのような方々をサポートするプラットフォームの役割を果たしています。同じようにソーシャルキャリアを志す人々と繋がり、励まし合い、刺激し合いながら、共に理想の未来を創造することが出来ればと願っています。
ボーダレス・ジャパン、actcoinどちらも、社会課題に関するイベントを多数開催しています。 下記ボーダレス・ジャパンのホームページを是非ご確認下さい。
最後までご覧いただいた皆様ありがとうございます。そして、鈴木健太郎さん、本日は貴重なお話をいただいき本当にありがとうございました。皆さんとまたお会いできることを楽しみにしています。