【イベントレポート】 2nd Anniversary Event ~1万人の1歩が紡ぐ未来~②

第2部について

 次に後半について紹介したいと思います。後半では、アクトコインの機能の一つ「デイリーアクション(日々の小さなアクションから世界を変えたい、という意味が込められています)」を一緒に考えるワークショップを行いました。なお、ここではアクトコイン登録の9つの団体さんと、そして参加して下さった方と一緒に、9つのグループに分かれ、話し合いをしました。今回決まったデイリーアクションは実際にアプリやWebの方にも反映されるのでぜひ、確認してみてください!

⇩しおりんが第2弾として、グラレコしてくれました!!上記の各団体さんの発表が分かりやすく、まとまっています。ぜひ、こちらも見て下さい~!

1.WELgee(難民)

テーマ:日本に逃れた難民申請とともに未来をデザインしていくための仕掛けとは?~私たちにできる一歩から~

渡辺さん)難民の方達と接点を作る、「難民という概念」を社会的に、フレンドリーに接しやすいように変えて、広めていくことから始めると良いのではないかという意見がでました。また、「映画の上映会」をするなどして難民と接点を持てるようにアプローチすることもできるのではないかという話し合いもしました。

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2.PIECES (子ども)

テーマ: 子どもたちが豊かに生きられる社会をつくるには

藤田さん)信頼関係を築くというところにフォーカスして話したところ、子どものことに関してかかわりが限定されていたり、経済格差を含む大人の余裕の有無が原因ではないかという意見がでました。また、「笑顔」でいられるかどうかというのも信頼関係を築く上で大切であり、デイリーアクションに結びつけるときのアイディアとしてでました。

3. 350org.japan (環境)

テーマ: 気候変動を止めるために私たちにできること

代表:横山さん)本を読んだり、環境NGOのセミナーにネットで参加したりするなどして、「知る」を深めることが大切だと思います。この問題解決のためには経済社会の変容と消費者の変容が求められます。そう言った中で、一つ一つの物を買うときに背景を考えるなどする消費者の運動が企業の行動も変えていくことになるので、小さな行動の積み重ねが大切だと感じています。

4. にじの絲 (ジェンダー)

テーマ:誰もが自分「らしさ」を尊重しあえる社会をつくるには?

代表:吉野さん)子どもの求めていることやその子らしく生きているかということを観察して、 子どもの人権 が守られているか意識していくということ、違う価値観の方と繋がる機会を積極的にもっていくことが大切だという意見がでました。また「決めつけない」ということも大事なことで、子ども達が意見をもつことに繋がるので「一回、一回聞いていく」必要性があるという意見もでました。

5. まもるをまもる (医療)

テーマ: 命をまもっている医療者をまもる意識を高めるには

代表:西垣さん)命にかかわるような問題がありそうな場所を見つけたり、コロナで病院が大変なので、できるだけセルフケアをしたりしようといったようなことを話し合いました。アクションとしては身近な人の健康に気を付ける、身の回りの危険なところをチェックする、大切な人の死を意識してみるということが挙がりました。また、医療者の人と繋がることも、日常生活でどのようなことを考えたらいいか当たり前になるきっかけとなるのではないかと思いました。

6. リディラバ (メディア・教育)

テーマ: 社会の無関心を打破するには

田端さん)無関心の打破として、情報に触れる、事実を自分で知ってみるというところが最初のステップとして挙がりました。情報を知る前に周りを観察してみるのも必要なのではないかという意見、自分の好きなことや得意なことを通じて社会に対しての行動もできるのではないかという意見などもでました。関心のある人同士で話すということも大切だと思います。

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7. 日本ファンドレイジング協会 (寄付推進)

テーマ:寄付が子どもたちにとって身近になるには

大石さん)”楽しさ”というのがキーワードとしてありました。身近になるには、「やってみたい」「おもしろい」という感覚を多くの子ども達に持ってもらうことが大切だと思っています。民間の事業の方と一緒になって理想を共有するなど、子ども達がワクワクできる体験もやっていきたいということも話し合いました。

8. TGUISSソーシャルアクションチーム(ボランティア)

テーマ: 中高生にとって地域課題をジブンゴト化しやすくするためには

部員:岡さん・小平さん)地域問題は、存在を知っていても他人事になりやすいので、どうやったら自分事として捉えられるか話し合いました。チェーン店ではなくて、地域のお店を利用してみたり、自治体が出している情報をこまめにチェックしたり、周りを散策してみたりすることもアクションとして設定しました。また、地域全体で大きな課題に取り組んでみるという意見もでました。

9. IDEAS FOR GOOD (メディア)

テーマ:社会を”もっと”よくする、情報との向き合い方とは

富山さん)デイリーアクションとしては、「身近な情報源から情報を得て、自分で調べてから共有する」ということと「まずは家族や身の回りの人が持っている問題を知る・聞くところから始めていこう」ということがでました。社会課題やソーシャルグッドというと大きな話になってしまいますが、身近なところから考えるのが大切だと話し合いました。

最後に

 第1部では、3人のゲストの方に登壇していただき、団体の紹介・個人でやっている活動などをお話いただきました。私自身、政治やビジネス、クラウドファンディングのことは表面的にしか知らなかったため、今回のお話しから、得られたものが大きかったです。また、actcoinの薄井さんと御三方のクロストークでは更に深いことを学べ、より身近に感じ取れたことも多くありました。

 第2部では、9つの団体さんと参加者の方とともに、デイリーアクションについて考えるワークショップを行いました。全体の発表で、自分が参加しなかったグループがどのようなことを考えたのか、こんなに素敵なアイディアがあったのか、など沢山の気づきを発見できた貴重な時間となりました!

 改めまして、当イベントが無事開催できたこと、多くの方にご参加いただいたこと感謝申し上げます。actcoin3周年に向けて、一人一人にできるアクションを積極的にし、素晴らしい未来を一緒に築きあげていきましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

2021年3月7日 えりりん

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