はじめに:キャリア形成と社会貢献
皆さん、こんにちは！actcoin for youthのさやぴーです！
本日は、9月24日の金曜日に開催されたactcoin for youthが主催するソーシャルウィークエンドについて記事にまとめていこうと思います。
第21回目は、「ごみの学校」運営代表の寺井正幸さんに登壇していただき、高校生や大学生などの若い世代のために、自分のキャリアと社会貢献活動をどう両立していくべきなのかをお話してくださいました！
社会貢献に興味はあるけど、それを踏まえて自分のキャリアを形成したいと思うと、なかなか難しいのではないかと感じますよね。
どのように生きたら自分の納得のいく人生につながるのか、自分の幸せとはなんなのか？そんな疑問を持つ方にぜひ読んでいただきたいです。
大切にしたい軸を考える
まず、自分のキャリアについて考え直した際に自分にとって大切なものは何だろうと考えたそうです。
そこで浮かんだのは、家族のことだったと言います。
それは寺井さんが挑戦をするときに支えてくれるのが家族で、その家族がいなければ挑戦ができなかったのではないかと考えているからです。
自分のやりたいことを両立する
会社員としての自分はごみ処理のお仕事をしながら、そこで得た環境への知識や技術を一人でも多くの人に伝える活動をしたいと考えているとともに、家族の一員としての自分は家族と過ごす時間を大切にしたいと考えていたようです。
この２つを両立するという道こそが寺井さんにとっての納得のできる人生だと語ってくれました。
自分が納得できる生き方とは
理想の自分を想像する
まず自分がどうなりたいのかを考えることが大切だとおっしゃっていました。
寺井さんの場合は個人としての自分、会社員としての自分、家族としての自分、それぞれ３つの枠組みの中での理想の姿があったと言います。
理想の実現のために何ができるか考える
それらの理想の姿になるために必要な行動は何かを考え、実際に行動することが自分の納得する人生を歩むために必要なのではないかとお話してくださいました。
たとえば、自分の知識技術を利用して課題の解決に寄与することが個人としての理想像であり、自分の知識をアウトプットしていけばその理想の姿に近づけると考え、ごみの学校を設立したそうです。
まとめ:幸せになるための社会課題解決の仕方
個人だからこそできること、会社員だからこそできることがあり、70％は仕事で30％は自分のやりたいことにエネルギーを注ぐというように、自分の生き方に合ったバランスをとって生きていくことがベストではないかとお話してくださった寺井さん。
そんな寺井さんの今後の目標、生き方の理想の姿は「自らが先頭に立ち、環境社会の課題解決に向けて多くの人を引っ張っていく」ことであり、一人でも多くの人にごみについて伝えたいと語ってくれました。
時には、お昼に集まるママさんたちのなかでお話したり、3，４人の中学生の中でお話したりと、人数は問わず少しでもごみについて知ってもらうために活動していらっしゃるそうです。
環境や社会を変えるためには、大きなことをするのがすべてではないとおっしゃっており、誰かに声を届けることを大切になさっています。
私はこのお話を聞いて、社会貢献のためには何か大きなことをしなければならないという考えが改められ、小さな取り組みも社会貢献につながるということを知ることができました。
そのことから、社会へ働きかけるために、自分のキャリアに妥協しなくてもいいし、必ずしもキャリアと社会貢献を結び付ける必要もないのかもしれないと思いました。
仕事は仕事として行い、社会活動は仕事と両立できる範囲で行うという生き方も選択肢として存在しているのだとわかりました。
【ゲストのご紹介】
1990年京都府亀岡市生まれ大阪在住。兵庫県立大学環境人間学部後、産業廃棄物処理業者に入社し、産業廃棄物処理を中心とした営業を行う。その中でごみ問題について、もっと広く知ってもらうためごみの学校を設立。多分野にわたってごみのその後や課題について学校・企業・市民などに講座を開催している。
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【ごみの学校】
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最後までご覧いただき、ありがとうございました！