actcoin Meet up! #4 イベントレポート〜寄付で創るこれからの社会〜

「SDGs」「ソーシャル」といった、社会貢献にまつわる言葉をよく耳にするようになりました。しかし、社会貢献と一口に言っても、さまざまな切り口があります。

今回は、社会貢献のひとつの形である「寄付」をテーマにactcoin(ソーシャルアクションカンパニー)主催でMeetUpイベントを開催しました。

これまで3度開催してきたこのMeetUP。第4弾は初のオンライン開催となりました。

actcoinとは

actcoinは、一人一人の社会貢献活動を可視化するサービスです。

「社会貢献活動が価値になる社会をつくる」をビジョンに掲げ、NPO など⾮営利団体の活動を⽀援する⽇本財団 CANPAN プロジェクトと連携し、ボランティア活動への参加や寄付など個⼈の社会貢献活動に対し独⾃のコイン(トークン)を付与する無料オンラインサービスです。ブロックチェーン(分散型台帳)技術の活⽤により、個⼈の社会貢献活動の可視化に取り組む⽇本初のサービスとなっています。

詳細はこちら

actcoin MeetUp!とは

actcoin MeetUp!はactcoinユーザーやプロジェクトオーナーになっている企業やNPOをはじめとした団体様、そしてactcoinメンバーが集い、社会貢献を切り口に交流するイベントです。

過去3回のMeetUp!はオフラインで顔を合わせての開催でしたが、今回は新型コロナウイルスの影響を受けて、オフラインの開催となりました。初のオンラインということで、スタッフたちも緊張気味ではありましたが、参加者のみなさまのおかげで終始和やかであたたかい会となりました。

イベント開催概要はこちら

今回は、actcoinにて新たに寄付機能がリリースしたこともあり、「寄付」について考えていきました。

新たな寄付機能とは?
actcoin上で寄付先を選ぶことができ、そのままオンラインで寄付を完結させられる機能です。「どこに寄付したらいいのかわからない」という皆様の声を受け、従来の機能を刷新しました!
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MeetUp!当日の様子は?

それでは、今回のMeetUp!がどのような雰囲気だったのか、当日の様子についてご紹介します。

今回はこちらの皆様にお話いただきました。

■スピーカー

・佐藤正隆

 ソーシャルアクションカンパニー代表取締役

・山田泰久 様

 一般財団法人非営利組織評価センター 業務執行理事

■登壇:プロジェクトオーナー様

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金

 理事長兼院長 楠木重範 様

認定NPO法人PIECES

 PR/コミュニケーター 藤田奈津子 様

ケア・インターナショナル ジャパン

 マーケティング部 脇坂翠 様

actcoin(ソーシャルアクションカンパ二ー)

最初に登場したのは、actcoin代表の佐藤。トーク前の自己紹介タイムのテーマでもあった、「最近の個人的ニュース」を交えながら、actcoinの新機能や寄付についてお話しました。

非営利組織評価センター

つづいて、非営利組織評価センターの山田様より、非営利組織の信頼性の証となる認証制度であるグッドガバナンス認証についてお話いただきました。

寄付の増加のポイントとなる1つの要素が、団体への信頼ということで、見えにくい信頼を見える化する取り組みについて、詳しく説明してくださいました。東日本大震災以降、寄付が増えている傾向にあるなど、データや数字に基づいた、寄付の全体像がわかりやすいプレゼンでした参加者の皆様からも「とてもわかりやすかった。」という声が多くあがりました。

チャイルド・ケモ・サポート基金

次に登壇いただいたのは、小児がんの子どもとその家族をサポートするチャイルド・ケモ・サポート基金の楠木様。

小児がんを患う子どもと、その家族が置かれる療養環境の改善のための取り組みについての紹介がありました。しっかりと治療に専念できて、家族が安心して滞在できる家をイメージしてつくられた「チャイルド・ケモ・ハウス」の写真が挙がった際には、actcoin代表の佐藤からも「ここは本当に素敵なところなんです」という一言が添えられました。

最後には、「ぜひチャイケロくんだけでも覚えていってください!」ということで、愛らしい団体キャラクターの登場に「かわいい!」といった声があがりました。とても印象深いお話の締めとなり、今回ほとんどの方が覚えてくれたのではないでしょうか。

PIECES

つづいては、子どもが孤立しない地域をつくるPIECESの藤田様にお話いただきました。

子どもの孤立が起こらないために必要なのは「優しい間」であるというメッセージからはじまりました。「優しい間」というとても優しくも、的確な意味合いを持つ言葉に、うなずいている方も多くいらっしゃいました。

そんな「優しい間」を持つ大人を増やすべく、地域の子どもたちとの関わりについて学ぶ「市民醸成プログラム」にPIECESは取り組まれています。

今後は「市民醸成プログラム」を全国で開催、そしてオンラインでの受講も可能にしていくということです。今後のプログラム展開の成長に貢献したい方、ぜひPIECESの寄付ページを覗いてみてくださいね!

ケア・インターナショナル・ジャパン

最後は、国際協力NGO ケア・インターナショナル・ジャパンの脇坂様にお話いただきました。ケア・インターナショナル・ジャパンの歴史、そして世界中にある加盟国や事業実施国の紹介がありました。

「貧困を失くしていく」ことを掲げ、アジアの女性や女子を中心に支援しており、現在は東ティモールやタイにて事業をおこなっているということです。さらに、コロナウイルスの影響を受けて、不平等を強いられる人々に緊急支援もおこなっています。

「寄付は決してお金という形だけじゃない」という言葉とともに、身の回りの使わないモノを寄付したり、歩数が寄付になる「歩く国際協力」など、さまざまな寄付の形についてもご紹介いただきました。「寄付=お金」というイメージが強い方も多いと思いますが、ここでいろんな方法があることを新たに知った方も多いのではないでしょうか。

まとめ

登壇団体様のトーク前では自己紹介を通じたアイスブレイク、トーク後には寄付に関する意見交換をおこなうなど、トークを聞くだけではなく、交流もあるインタラクティブなMeetUp!となりました。

トーク後の交流では、「はじめて寄付したのはいつ?」「団体の方の顔がみえたりすると寄付がしやすいよね」など、さまざまな切り口から寄付について語り合う様子がうかがえました。中には中学生の方もご参加くださり、「世代を超えてお話ができた」といった声も、参加者の方からいただきました。

「まだまだ交流の時間が足りない!」といっていただけるほど、多くの方が積極的に意見を述べたり、質問をしてくださる、終始賑やかで且つ和やかな会となりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今後も、もっと社会貢献を身近に思っていただけるよう、actcoinとしてさまざまなイベント等開催していきたいと思っています。まだまだactcoinを使ったことがないという方も、また参加したい!いう方も、多くの皆さんにお会いできることを楽しみにしております。次回開催をお楽しみに!

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>actcoin for youth

actcoin for youth

若者のソーシャルプラットフォーム「actcoin for youth」

一人ひとりの社会貢献活動を可視化するプラットフォーム actcoinの学生組織。

ユース世代(U25)がもっと社会へ関心を抱き、若者から社会を変えていくために、
わたしたち actcoin for youth は日々活動しています。

一緒に組織を大きくしていく仲間を募集しているので、
ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。

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