皆さん、こんにちは!actcoin学生インターンのまっすーです!
本日は、8月28,29日に開催された『認定登山ガイドと行く「SDGsを考える富士登山」』についての記事をお届けいたします。
当イベントは、日本登山ガイド協会認定登山ガイドの峯岸健一さんとのコラボイベントです。
峯岸さんについて
本日ガイドを務めてくださった峯岸さんは、日本登山ガイド協会認定登山ガイドステージⅡ・スキーガイドステージⅡの資格を持ち、普段は水の循環をテーマに山、川、海などフィールドを問わずにアウトドアスポーツのガイド活動やツアーの企画運営をしています。
今年(2021)より、神奈川の自然に囲まれた築100年以上の古民家をリノベーションしています。そこを拠点として自然との共生、里山再生やサスティナブルな生活を体験できる施設を作っています。
当日の流れ
今回は1泊2日のオフラインイベントでした。
1日目の正午に富士宮口五合目に集合しました。(富士宮口は5つある登山口の中でもっとも標高が高く、山頂まで最短距離でたどり着くことができます。)まず初めに、登山する上での注意事項(喉が渇いていない気がしても少しずつ水分補給)と呼吸や歩き方のコツ(一歩一歩深呼吸を意識し、特に深く息を吐くことを忘れずに肺の中の空気の入れ替えを促進させます。)をレクチャーしていただきました。それから、約5時間かけて18時頃には八合目に到着しました。八合目までは各山小屋ごとに休憩をとり、ゆっくりと時間をかけて体を慣れさせていきました。
八合目では、各々休憩をとった後に今後の流れを確認し、夕食を取りました。夕食には温かいカレーがでました。慣れない登山により疲労の溜まった身体にとって最高のエネルギー補給となりました。景色もよく寒いくらいの中食べるカレーは、これまで食べて中でも1位2位を争う程に美味しかったです!その後、19時には山小屋の照明が落とされ消灯です。
2日目は夜中2時に八合目を出て、いよいよ山頂を目指します。
約3時間かけて登頂!日本で最も標高の高い、山頂にある剣ヶ峰で無事に全員で御来光を迎えることができました。
御来光を迎えた後には休憩をとり、来た道を下山します。帰りは下りだから楽なものかと思っていましたが、上りよりも足元に注意し足場を選び踏ん張らなくてはならないため、上りよりも足に疲労を感じました。山頂を7時頃に出発してから約4時間かけて、五合目まで下山しました。道中、日の光によってできた富士山の影が雲に映ることによって見られる影富士を見ることもできました!
「SDGsを考える」とは
私の想像では、富士山には観光客が多いため、その分落ちているゴミも多いものかと思っていました。また、トイレからの排泄物なんかもあるのではないかと思っていました。
しかし、意外にもそんなことは無く道中にはほとんどゴミも落ちていませんでした。山小屋に設置されているトイレもバイオトイレとなっていて、まさにSDGsという感じがしました。
バイオトイレとは、人間の排泄物を微生物の働きによって分解・処理するトイレのことです。処理されたそれらは肥料として活用することもできます。何より水を使わずに排泄物の処理が可能です。
最後に
当日は、珍しいほどに気温も高かったらしく天気にも恵まれていたそうです。
まさに登山日和でした。
私自身、今回が初登山であったため全くの登山初心者でした。そのため、はじめはかなり不安が大きかったのですが、峯岸さんや他のガイドの方の的確なアドバイスや、共に登った仲間たちとの支え合いにより無事かつ元気に登頂することができました!楽しく自然に触れ、自然を知ることもできました。
SDGsについて重く考えてしまいがちですが、そこに楽しみや好きなことを加える、見つけるだけでも。SDGsの普及はより良いものになるのではないかと感じられました。
現在はコロナで世の中に落ち着きはありませんが、落ち着きを取り戻したら山だけでなく川や海などの自然にも触れたいなと心より思うことができました。
みなさんにもぜひ、日本最高峰にチャレンジしてみて欲しいです!
ガイドを務めてくださった峯岸さん、共にチャレンジしてくださった皆さんありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。